『≠(ノットイコール)』の意味と使い方、斜線の向きについて分かりやすく解説します。
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目次
『≠』の読み方
『≠』の読み方はノットイコールです。
英語だとNot Equal。そのまま訳すと『等しくない』という意味です。
『≠』の意味と使い方
『≠』は等しくない・イコールではないという意味です。直訳のままですね。
使い方は
2 ≠ 3
のように使います。
2と3は等しくないですよね。
別の使い方例を挙げます。
A ≠ 0
Aは0ではないという意味です。
例えば割り算をする時、分母が0だと計算できません。
次のような問題があったとします。
問題:10個のりんごをA人で等しく分ける時、1人あたりのりんごの数Bを求める数式を書きなさい。
答えは次のようになります。
答え:B = 10 ÷ A (ただし A ≠ 0 )
分母Aに0を入れられると数式として成り立たなくなってしまいます。
(ただし A ≠ 0 )と書いておけば、分母が0の場合は除くことができます。
『≠』を使う理由
『≠』を使う理由の一つは文字を省略できるからです。
例1:AとBが等しくないことを証明しなさい
例2:A≠Bを証明しなさい
例2:A≠Bを証明しなさい
例1と例2はまったく同じ意味ですが、文の長さが違います。
また、例1だと『等しくない』証明なのに『等しい』証明だと問題文を読み間違えることもあるかもしれません。
『≠』に限らず記号というものの価値は省略と分かりやすさにあります。
正しい斜線の向きは?
『≠』の斜線の向きは正しい方向があるのでしょうか?
僕が学校で習った時は、左上から右下への斜線で習った記憶があります。
変換して出てくる記号とは逆です。
色々調べてみたのですが結論を言うとどっちでもいいみたいです。
テストなどの場合は問題文と斜線の向きを合わせた方が美しいかな?まあどっちでもいいですけど。
『≠』記号の出し方
『≠』の記号を出し方がパソコンとスマホで違うので書いておきます。
パソコンでの『≠』の出し方
①『イコール』と打って文字変換。
②『SHIFT』+『-』キーで候補から選ぶ
スマホでの『≠』の出し方
①『ノットイコール』と打って文字変換。
②『6』を上にフリックして候補から選ぶ
エクセルで『≠』の働きをする記号
エクセルでif文を使うときなどに『を使いたい時がありますよね。
エクセルでは『<>』で『≠』と同じ働きをしてくれます。
以上【『≠(ノットイコール)』の意味と使い方!正しい斜線の向きは?】でした。
エクセルでif文とかマクロ?みたいなの使いこなしてる人って超かっこいいですよね。
30年生きてるけど使ったことないです。
written by nishi-nishi
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