帰任(きにん)とはどういう意味でしょうか?
具体的な例をあげて説明します。
帰任の意味
まずは帰任の言葉の意味を見てみましょう。グーグルで『帰任』と打つと意味が出てきます。
《名・ス自》一時離れていた任地・任務にもどること。
『もとの(前の)職場や仕事に戻る』という意味ですね。
では、帰任にはどんな種類があるのでしょうか?具体的に例をみていきます。
帰任の例①:海外
帰任の例として、海外があります。『日本メイン』と『海外メイン』では帰任の意味が180度変わります。
まず日本をメインに考えます。
一定期間海外に行ったあと、日本に戻ってくることが『帰任』です。
次に海外をメインに考えます。
いったん日本に行って、海外に戻ることが『帰任』です。
どちらの立場で見るかによって、『帰任』の意味は真逆になります。
帰任の例①:都市と地方
都市と地方も、見る立場で意味が真逆になります。
都市をメインに考えます。
地方に行った後、都市に帰ってくるのが帰任です。
地方をメインに考えます。
都会に行った後、地方に戻るのが帰任です。
帰任の逆の言葉は出向・出張・駐在
帰任と逆の意味の言葉に
■出向(しゅっこう)
■出張(しゅっちょう)
■駐在(ちゅうざい)
などがあります。それぞれ見ていきましょう。
■出向の意味は
《名・ス自》でむくこと。命令で、ある所へでかけること。命令で、他の会社や役所の仕事につくこと。 「子会社に―する」
(グーグル検索結果より)
出向についてより詳しい説明はこちら!
出向の意味は?転勤との違いについて調べてみた結果を分かりやすく解説
■出張の意味は
《名・ス自》公務など職務で、自分の勤務先でない所に臨時に出向くこと。 「今―中です」
(グーグル検索結果より)
■駐在の意味は
一定の場所に相当の期間とどまっていること。官吏・商社員などが任務のために派遣された地にとどまること。「海外に駐在する」「アメリカ駐在大使」
(コトバンクより)
それぞれの特徴を一言で言うと、
■出向=違う会社に行く
■出張=比較的短い
■駐在=比較的長い
ですね。
あるドラマの影響で『出向=帰ってこれない片道切符』なイメージを持っている人も多いと思います(私も調べるまでそう思ってました)。
調べてみると、帰任が前提の『経験積ませるための出向』もふつうにあるみたいです。
しっかり調べてみないと分からないものですね。
では、今回はこの辺で。
written bu nishi-nishi