レシピに出てくる『大さじ1弱』という表現。大さじ1より多いんだっけ?少ないんだっけ?
『大さじ1強』はどれくらいだっけ?
そんな疑問を分かりやすく説明します。
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目次
大さじ1弱は大さじ1より少ない。大さじ1強は大さじ1より多い
結論から書きます。
大さじ1弱は『大さじ1より少し少ない』。
具体的には『大さじ2/3~大さじ1の間』です。
大さじ1強は『大さじ1より少し多い』。
具体的には『大さじ1~大さじ4/3の間』です。
では、意味をくわしく説明していきますね。
大さじ1弱の『弱』の意味
『弱』という言葉を検索すると、意味が出てきます。
《名・造》気力が少ない。力が足りない。他の支配を受けやすい。よわい。よわる。よわめる。よわまる。 「弱よく強を制す」
反義語: 強
2.
年が少ない。わかい。 「弱年・弱輩」
3.
二十歳になった男子。また一般に年若の男子。 「弱冠」
4.
近似値の示し方の一種。ある数をある桁(けた)で切り上げた時に添える語。 「三千名弱」
反義語: 強
大さじ1弱の『弱』は、4つ目です。
『切り上げ』を意味しています。
数値的にどれくらいというルールはありませんが、大さじ1弱は大さじ1より少ないです。
大さじ1=小さじ3
適当じゃなくて、もっと具体的にって人向けに。更に詳しく書きます。
大さじ1=小さじ3です。
先ほど『大さじ1弱』にはっきりとしたルールはないと書きました。
しかし、大さじ2/3だと『小さじ2』という表記になります。
ですので、大さじ1弱=大さじ2/3~大さじ1の間です。
ざっくりでOKな人は『大さじ1弱は大さじ1よりちょっと少ない』で十分だと思います。
大さじ1強の『強』の意味
同様に、大さじ1『強』も説明します。
《名・造》つよい。勢力がある。筋力がつよい。心がしっかりしている。 「音の強と弱」
反義語: 弱
2.
つよくする。勢力をつける。つよめる。 「強化・強兵・増強・補強・強心剤」
3.
無理を押す。しいる。「強制・強行・強襲・強迫・強弁・強要・勉強・牽強(けんきょう)」。以下「ゴウ」と読む。 「強引・強請(ごうせい)(ゆすり)・強訴・強盗・強姦(ごうかん)」
4.
かたい。こわい。 「強飯(ごうはん)(こわめし)」
5.
切り捨てた端数(はすう)のあることを示す語。 「五百円強・三キロ強」
反義語: 弱
大さじ1強の『強』はここの5つ目です。
『切り捨て』を意味します。
切り捨て分があるので、大さじ1強は大さじ1より多いです。
ふたたび、大さじ1=小さじ3
2回目ですが、大さじ1=小さじ3です。
大さじ4/3だと『大さじ1 小さじ1』と書かれるはずです。
ですので、大さじ1強=大さじ1~大さじ4/3の間です。
ざっくりな人は『大さじ1強は大さじ1よりちょっと多い』でOKです。
大さじ1弱は間違いやすい
大さじ1弱を大さじ1とちょっとだと思っている人も少なくありません。
大さじ1 + 弱
という考え方のようですが、これは間違いです。
友達にレシピを教える時は、『大さじ1弱』の意味もそれとなく確認した方がいいかもしれません。
以上、『大さじ1弱はどれくらい?大さじ1強は?分かりやすく説明!』でした。
では、今回はこの辺で。
written by nishi-nishi
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