この記事は5分で読めます。
皆さんは正月準備はされていますか?
この時期になると忙しい合間に年末に向けて準備を進めていくことと思います。
ところで正月準備を進めるなかで、疑問に思うことってありませんか?
『いつからいつまで飾るのか?』
『どこに飾ればよいのか?』などなど・・・
最近では働き方の多様化が進んだことで年末年始も仕事という方が増加しており、年末行事を行わなかったり参加しなかったりなどが増えてきているようです。
日本の良き伝統である年末の催しの常識が今の若者へあまり受け継がれなくなってきており、それによって正しい知識をお持ちでない方も増えているようです。
しかし、こういった知識や常識はいついかなる時に必要になるか分かりません。
そこでそんな方々のためにお役に立てるよう分かりやすく丁寧にご紹介したいと思います。
Sponsored Link
正月飾りとは?それぞれの飾る理由は?
正月飾りとは、正月に向けて飾るものの【総称】です。
下記にまとめましたので1つずつ見ていきましょう。
<門松・松飾り>
門松(松飾り)とは、正月に家の門の前に立てられる松の飾りのことです。
昔から、木の梢(こずえ)には神様が宿ると考えられていたため、門松は年神(としがみ・・・穀物の神様)を家に迎え入れる依り代になるとされてきました。
<注連縄(しめなわ)・しめ飾り>
注連縄(しめ飾り)とは、神道における神祭具のことです。
神様が宿る印として用いられます。
白い『糸』のような漢字の形をしたひらひらが付いているのが特徴です。
<玉飾り>
玉飾りには、扇が装飾されており、末広がりの意味を持つことから家の繁栄をお祝いするものとして用いられます。
<餅花>
餅花とは、ヤナギなどの木に小さく切った餅や団子を刺したものです。
今は長野・岐阜・香川・鹿児島などの一部地域のみに残っている飾り方です。
<鏡餅>
鏡餅とは、年神へのお供え物のことです。
日本で最もポピュラーな正月飾りになります。
有名なところはこのあたりでしょうか。
長くなりますのでこれ以上は書きませんが、破魔弓や羽子板なども正月飾りに分類されています。
正月飾りを飾る最適な時期がある?
正月飾りを飾ると良いとされている日があるのをご存知ですか?
正月飾りを飾るうえで最も大事なのが飾る日を間違えないことです。
では年末の日に沿って見ていきましょう。
①12/28
正月飾りを飾るには最適な日と言えます。
「八」が末広がりでとても縁起の良い日と考えられています。
準備がお済みならこの日に飾りましょう!
②12/29
「九」が苦しむを連想させるため飾るのは避けるべき日です。
間違って飾らないように注意しましょう!
③12/30
キリが良い数字なので悪くないと考えられています。
28日を逃したならこの日に飾るようにしましょう。
④12/31
一般的にこの日に飾るのは「一夜飾り」として忌避されています。
また、28日や30日に飾ることができない場合は27日より前に飾っておくのも1つの手です。早めに飾るのは特に問題とされていません。
正月飾りを飾る場所は?
以下、飾る場所をまとめました。
門松・・・門前に飾ると良いです。それ以外であれば、玄関が良いでしょう。
注連縄・・・玄関のドアに取り付けが最も多いです。
玉飾り・・・注連縄同様、玄関に飾ります。
餅花・・・玄関先に飾っても良いですが、食べることを考慮して室内に飾ることも多いです。
鏡餅・・・玄関先・床の間が最もポピュラーです。その他、神棚・仏壇・台所・寝室なども飾ると良いです。
取り外す時期はいつ?
1月7日までは神様がそれぞれの依り代に滞在しているとされています。
なので、1月7日以降に門松・注連縄・玉飾りなどはを外すと良いです。
なお、鏡餅は1月11日に鏡開きを行いますのでそれまでは飾っておくのが一般的です。
まとめ
いかがですか?
今まで特に何も考えずに飾られていた方はぜひ参考にしてみてください。
新年を非常に良い形で過ごすことができるのではと思います。
この記事が皆様の疑問解決のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂きして、誠にありがとうございます。
written by よっしー
関連記事はこちら(/・ω・)/
1月の行事やイベントまとめ!誕生石、誕生花、睦月の由来も
Sponsored Link