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一ヶ月余りは何日?一ヶ月足らずは?意味を説明します

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「一ヶ月余り(あまり)」と聞いた時、あなたは何日だと考えますか?
30日?35日?

ちょっと勘違いしやすい『一ヶ月余り』。
意味をくわしく解説していきます。

同様に『一ヶ月足らず』の意味も説明しますね。


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一ヶ月余りは35日。一ヶ月足らずは25日。

まずは結論から。

一ヶ月余りは『一ヶ月より少し長い日数=35日くらい』
一ヶ月足らずは『一ヶ月より少し短い時間=25日くらい』

です。
それぞれの意味を解説していきます。


一ヶ月余りの『余り』の意味

googleで『余り』と打ち込みます。

あまり
【余り】
1.
《名》余ったもの。
何かをして使い残ったもの・部分。余分。「布を切った―で別の物を作る」。端数(はすう)。 「整除して―が出た」
《接尾語的に》 それを少しうわまわること。 「三十(歳)―の人」
反義語: 足らず
―(が)ある 十分に…できる。 「察するにあまりある」
2.
物事の程度が期待・必要・普通以上なこと。
《連体修飾Aを受け、次に述べるBに対し時には副詞的に》 Aする(である)ことの勢いがAだけにとどまらず、Bにまで及ぶさま。 「也有(やゆう)の俳文を慕う―に(出て)それを模する」
度が過ぎるさま。 「損失が―に(も)大きい」
《あとに打消しを伴って》 さほど(までに)。 「―上手でない」


いくつか意味出てきます。

今回使う部分だけ改めて抜き出します。

《接尾語的に》 それを少しうわまわること。 「三十(歳)―の人」


余りは『それを少しうわまわること』という意味です。

一ヶ月余りは一ヶ月を少しだけ上回る日数を指します。
明確なルールはないです。

32日も40日も「一ヶ月余り」という表記は問題ありません。

また「余り」と「あまり」はまったく同じ意味で使われます。
漢字表記かひらがな表記かの違いです。


一ヶ月足らずの『足らず』の意味

同じように『足らず』も意味を検索します。

たらず
【足らず】
《名詞に付け、状態を表す名詞を作る》
1.
それ(の働き)が十分でないこと。 「舌―の話し方」
2.
その数量にまで至らないこと。 「あと十人―で番が来る」


1時間足らずの『足らず』に使うところだけを抜き出します。

その数量にまで至らないこと。 「あと十人―で番が来る」


足らずは『数量に至らない』ことを意味する言葉です。

一ヶ月足らずは一ヶ月に至りません。
数値的な定義はないので、20日も27日も「一ヶ月足らず」です。

「足らず」と「たらず」は漢字か平仮名かの違いですので、意味はまったく同じです。


一ヶ月余りは間違いやすい?

一ヶ月余りは「一ヶ月+ちょっと」なのですが、約一ヶ月と思っている人もいます。
25~35日くらいを一ヶ月余りとするのは間違いです。

25日と40日では、半月近い違いですのです。
これではイメージギャップ大きいですよね。

こういう時は『一ヶ月余り』ではなく、『40日程度』とか『一ヶ月と数日』など具体的に日数を言うとズレが起こりにくいですね。

以上、『一ヶ月余りは何日?一ヶ月足らずは?意味を解説します。』でした。

ではでは、今回はこの辺で。

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