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日本の風習 お彼岸とは?時期、お供え物は?

投稿日:2016年12月25日 更新日:

この記事は5分で読めます。


日本には昔からの良き風習というものが色々ありますよね。
『お彼岸』もその1つですが、皆さんはお彼岸についてどれくらい知っていますか?
実際に、お彼岸の期間にお墓参りしている方は多いのですが、意外と『何故お彼岸の時期に墓参りをするのか?』と知ってお墓参りをしてらっしゃる方は少ないのではないでしょうか?

何となく親や親戚が行っていることをそういうものだと理解しても、理由まで考えないですよね。
そこで『お彼岸』についてご紹介しようと思います。


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お彼岸とは?

簡潔に言えば、ご先祖様に感謝する期間のことで、日本独自の仏教行事のことです。
この期間にご先祖様の供養をすることで、極楽浄土へ行けると考えられていたのです。


お彼岸の時期は?

お彼岸の時期は、春分・秋分の日を真ん中として、前後各3日間を合わせた合計7日間です。
つまり、年間2回の合計14日間がお彼岸の期間になります。
ちなみに、最初の日を「お彼岸の入り」、最後の日を「お彼岸明け」と呼びます。


昔からのお彼岸の風習

日蓮宗(法華宗・・・鎌倉仏教の13宗の1つ)によると、お彼岸の期間は善行・悪行共に過大な果報を生じる特別な期間と考えられており、悪行を止め、善行を行うようにと勧めています。

この風習はあまり知られていないことです。
意識して行ってみると良いかもしれません。


お彼岸のお供え物

お供え物として作られる有名なものとして、「ぼた餅」と「おはぎ」とがあります。
何故この2つなのかと言うと、春のお彼岸の頃に咲く【牡丹⇒ぼた餅】、秋のお彼岸に咲く【萩⇒おはぎ】から由来していると言われています。
ですから、お供え物はそれぞれの次期に合わせて用意すると良いと思います。


まとめ

①お彼岸とは、ご先祖様を感謝・供養する期間です。
②お彼岸の期間は、春分・秋分の日の前後各3日間の合計7日間です。
③お彼岸の期間は、日頃以上に良い行いを心掛けましょう。良い果報が舞い込んでくるかもしれません。
④お供え物には、春はぼた餅、秋はおはぎを用意すると良いです。


以上の点について意識してお彼岸の期間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
きっとご先祖様も喜ばれることかと思います。


この記事が皆様の疑問解決のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございます。


written by よっしー


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