多くの家庭ではお彼岸というものを行なうと思います。
今回はお彼岸について話をしていこうと思います。
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お彼岸の意味や由来
彼岸の期間に寺院で行われる彼岸会と呼ばれる法要に関連したもので、先祖供養の意味で用いられることのほうが多いです。
お彼岸にお墓参りをする文化は、仏教徒が多い他の国と比べても日本だけの独特の風習です。
お彼岸の中日である春分の日の意味が「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、秋分の日が「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」という意味をもち、昔から先祖崇拝や豊作に感謝してきた日本らしい文化が影響しているのでしょう。
私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といい、「彼岸」は西に位置し、「此岸」は東に位置するとされています。
春分の日と秋分の日には、太陽が真東から昇り、真西に沈むので彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ、真西へ沈む夕陽の向こう側にある此岸・浄土の先祖を偲び、夕陽に拝み供養する仏事です。
お彼岸の期間は?
毎年「春分の日」と「秋分の日」を中日として、前後3日間を合わせた計7日間のことをさします。
お彼岸に入る日のことを「彼岸入り・彼岸の入り」といい、お彼岸が終わる日のことを「彼岸明け・彼岸の明け」といいます。
お彼岸は何をするの?
お彼岸の時にやることは2つです。
1.仏壇や仏具を清め、お墓をきれいに掃除する。
2.お供えものをする。
掃除について
掃除のときに以下のものを準備しましょう。
・お線香
・ろうそく
・マッチ (ライター)
・お花
掃除の手順
墓石は水をかけて洗い流します。
水鉢や花立、香立てはゴミがつまりやすので丁寧に洗います。
墓石の彫刻部分は、歯ブラシで細かい汚れを落とします。
洗い流したら、タオル等で水気を拭きとります。
お供え物について
お供え物で準備すると良いものです。
おはぎ(春)
ぼたもち(秋)
落雁(らくがん)
春分と秋分で違うので、注意してください。
お供えの手順
お菓子や果物は直接置かず、二つ折りした半紙の上に置きます。
水鉢にきれいな水を入れます。
花立てに供花の長さを整え、お供えします。
今回は彼岸について話ましたが、参考になったでしょうか。
正しい知識をつけて気持ちよくご先祖様を供養してあげられるといいですね。
written by ken-ken
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