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和菓子の日の起源とイベント

投稿日:2018年2月15日 更新日:


みなさんは「和菓子の日」というものを知っていますか。

個人的には和菓子は昔からあり日本の伝統など歴史のあるものでちょっと敷居の高いイメージがあり、どちらかというと洋菓子の方が手を出しやすいかなと感じます。

そんな和菓子ですが、今回はその和菓子がメインである「和菓子の日」の起源やイベントについて話をしていこうと思います。

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和菓子の日の起源



始まりは848年(承和15年・嘉祥元年)の夏に当時の天皇である仁明天皇の御神託に基づいて、疫病を除け健康招福を祈願するために行なわれた「嘉祥(かしょう、かじょう)」というもので、6月16日に16の数にちなんだ菓子、餅などを神前に供えるというものです。

年号も「承和」から「嘉祥」と改元されました。

「嘉祥」とは文字通り「めでたいしるし」の意であり、鎌倉時代には、のちの後嵯峨天皇が東宮となられる前に、6月16日に通貨16枚で御供えの菓子などを求めて献じることが吉例として定着しました。


その後も「御湯殿上日記(おゆどののうえのにっき)」の中に室町時代「嘉祥の日」には、朝廷で主上に「かづう」(「嘉祥の祝」の菓子のこと)を差し上げるのが吉例であったことが記載されていたり、「武徳編年集成(ぶとくへんねんしゅうせい)・四十四」の中に慶長の頃、豊臣秀吉が「嘉祥の祝」を恒例として行っていたことなどに記載されています。


江戸幕府においては、「嘉祥頂戴」というものがあり、この日、大名、旗本など御目見得以上の諸士に大広間で菓子をいただくというもので、菓子は白木の片木の上に青杉の葉を敷いてその上に積んであり、一人一個ずつ取らせたといわれます。

民間においても、「嘉祥喰」といって十六文で菓子や餅十六個を求め食べるしきたりがあり、本来は嘉定通宝という銭で買うことが当然とされましたが、この銭はさほど世間に多くなかったことから、米一升六合をもって菓子や餅を買い求めることも行われていました。

また武家の間では、この日に楊弓(ようきゅう)という短い弓矢で的を射て、負けた者が勝者に贈るということもされていました。銭の「嘉」と「通」の字を読んだ音が、勝に通じることから武家に尊ばれました。

また、この夜に十六歳の袖止め(振り袖をやめて詰め袖にする)をする「嘉祥縫」という風習があったほか、6月16日に採った梅の実でつくった梅干しを旅立ちの日に食べると災難をのがれるという言い伝えがあり、「嘉祥の梅」といいました。


このように「嘉祥」というものはあらゆる層で疫を逃れ、健康招福を願うめでたい行事として扱われ古くから続いていました。


しかし明治以後、嘉祥の儀式は廃れてしまいました。

1979年(昭和54年)に全国和菓子協会では嘉祥の行われた 6月16日を和菓子の日と定め、さまざまな行事を行っています。



和菓子の日のイベント



和菓子の日には様々なイベントが開催されます。ピックアップしたイベントを紹介します。



◇老舗和菓子店(とらや)


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室町時代後期創業の「とらや」は、江戸時代の頃から宮中に「嘉祥菓子」を納めている有名な老舗和菓子店。羊羹(ようかん)が有名です。

毎年6月16日限定で「嘉祥菓子7ヶ盛」や「嘉祥蒸羊羹」、「嘉祥饅頭」に「福こばこ」を販売しています。



◇老舗和菓子店(たねや)


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1872年創業の「たねや」では、質の良い素材で丁寧に仕上げたシンプルな和菓子や和と洋の食材を融合させた斬新なスイーツ作りを行っている和菓子店です。

6月16日限定で「吉兆嘉祥(きっしょうかじょう)」を販売します。



◇明治神宮(東京都渋谷区)



6月16日に一番近い週末になると、明治神宮菓道敬神会の主催で和菓子を無料配布されます。

和菓子職人さんが目の前で練り切りを作ってくれます。



◇日枝神社(東京都千代田区赤坂)



山王嘉祥祭が開催されます。

東京和菓子協会の方々が練り切りを神前で作り奉納します。

その時期の前後には境内に嘉祥祭菓子接待席が設置され、参拝者には和菓子とお茶が配られます。



◇東京和菓子協会(東京都新宿区)


東京製菓学校では東京和菓子協会による手作り和菓子教室が開催されます。



◇難波神社(大阪府大阪市中央区)


大阪では元々6月16日に”笑わず餅”を食べる習慣があります。

江戸時代に流行したお菓子や餅を笑わずに食べるという習慣にちなんだもので、現代でも関西の和菓子小売店では和菓子の日近くになると笑わず餅が販売されます。

和菓子の日にはこの笑わず餅の無料配布が行われます。



この他にもコンビニでも「和菓子の日」の前後などにはセールや新作の和菓子が販売されます。


今回は「和菓子の日」について話をしていきましたが、いかがでしたか。

近年では外国人観光客の間で和菓子ブームが起きたりなどしたこともあり、外国人向けの和菓子なども研究されているようですね。


その一方で日本人の和菓子離れが進んでいるような気がします。

普段和菓子に縁がない方もこういった機会に和菓子を食べてみてはいかがでしょうか。

written by ken-ken

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