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コミックマーケットとは?起源や歴史。そして、イベント概要や注意事項

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みなさんは「コミックマーケット」というものを聞いたことはあるでしょうか。もしかすると知らない人もいるかもしれませんが、日本を代表するイベントの一つと言っても過言ではないと思います。近年では漫画やアニメなど海外にも大きな影響を及ぼし、世界中から注目されています。

そこで今回はそんな「コミックマーケット」について話をしていこうと思います。

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コミックマーケットの起源と歴史


1970年代に「日本漫画大会」というものがありました。

1972年に第1回が四谷公会堂で開催されました。


ある年、大会を批判した参加者が参加を断られた事件をきっかけに、その参加者から相談を受けた同人達が「まんが大会を告発する会」を結成し、日本漫画大会を糾弾しました。

それに対し、主催者側はその告発側の要求を拒否しました。


その結果、告発側は新しく同人誌即売会に特化した「コミックマーケット」を開催することにしました。

1975年12月21日に第一回の「コミックマーケット1」が開催されました。

会場は虎ノ門日本消防会館会議室で参加サークル数は32、参加者数は推定 700人でした。

当初は現在のように企業ブースなどは存在しませんでした。


初めて企業ブースが設置されたのは1996年の「コミックマーケット51」でのことです。

東京ビッグサイトでの二回目の開催の年。

前回は一部のみを借りて開催したため他のイベントと競合したため、他のイベントからのクレームが殺到してしまいました。そのことから、全館貸し切り開催開始することになりました。

しかし、やむを得ず全館貸し切りとしたものの、西地区4階はサークルスペースとしての一般的な使い道が難しく、企業が販売する「企業スペース」として使われることになりました。

このように年々参加サークルや参加企業など参加者が増加していき、今日では参加者50万人を超えるような大きなイベントとなっています。


コミックマーケットとは?


近年では毎年8月と12月に東京ビッグサイトで3日間ほど開催されます。

8月に開催されるものは「夏コミ」、12月に開催されるものは「冬コミ」と呼ばれます。


コミックマーケットとは世界最大の同人誌即売会で多種多様な同人サークルが自作の物品を展示・頒布します。

漫画、アニメ、ゲーム以外の音楽・アイドルグループのファン同人誌、ゴスロリ服やコスプレ衣装、手作りアクセサリー、同人ハードウェア、ガレージキット、人形作家による人形、専門的職業従事者の日常が描かれたもの、またペット・ガーデニング・紅茶などの愛好家による同人誌まで現代日本の様々なものが集まる会場となっています。

コミックマーケットでは、来場者は全て「参加者」と呼ばれます。


◇サークル参加者


同人サークルとして参加し、コミックマーケットより与えられた個々のスペースで自作の同人誌やグッズなどの頒布を行います。

参加するためには事前にサークル参加の申込を行い、当選しないと参加することができません。


◇スタッフ参加者


コミックマーケット準備会のスタッフとして参加し、運営や各種作業を行います。

無償のボランティアですが、弁当など飲食物とカタログ、サークル参加申込書が支給されます。

スタッフ参加には事前に開催される「拡大準備集会」に複数回参加する義務があります。また開催時は設営から撤収までの通日参加が原則となっています。


◇一般参加者


サークルが頒布する同人誌や企業ブースの販売物の購入を目的とした普通のお客さんです。

コミケ会場でのコスプレイヤーとしてのみの参加やコスプレイヤーを撮影するためだけの参加も一般参加者となります。

参加するための事前申請や登録は不要で、入場料は無料です。


◇企業参加者


コミックマーケット企業スペースに参加する法人・各種団体をいいます。また、出版社・放送局などの取材も企業参加者に含まれる場合があります。


◇コスプレ参加者


コスチューム・プレイを行う人達のことをいいます。

開催当日の登録(有料)が必要です。

コスプレイヤーのために専用更衣室の用意や着替えを早くすることができる「先行入場」のシステムもあります。



コミケ参加の注意事項など


◇来場は公共交通機関の利用を心がけましょう。

◇人に迷惑をかけることはやめましょう。

◇当日はお釣りがないよう、小銭も出来るだけ用意しましょう。
 できれば100円玉、500円玉、千円札を多く準備して来場しましょう。
 会場にはほとんどの金融機関のカードが使用可能なATMが一応ありますが、現金切れを起こす場合があります。

◇なんらかのトラブルが発生した場合や不審物・不審者を見つけた時は、すぐにスタッフを呼び、指示に従いましょう。

◇開催中に出たゴミなどは、場内のゴミ箱に捨てるか、家まで持ち帰りましょう。

◇会場内は喫煙所を除き禁煙です。また、入場待機列内でも禁煙です。
 入場待機中にどうしても喫煙したい人は、携帯灰皿を持参し、列から十分に離れたところで喫煙しましょう。

◇会場へのコスプレでの出入りは禁止です。
 コスプレする際は登録してコスプレ登録証を受け取り、着替えは指定した更衣室にて行いましょう。
 また、帰宅時もきちんと普段着に再度更衣して帰宅しましょう。

◇コスプレエリアまたはエリア外での無断撮は禁止です。
 また、撮影した画像を被写体への許可なくWEBへアップロードすることも厳禁です。

◇雨具の準備も念のため忘れないようにしましょう。
  傘以外にも雨合羽を用意したほうがよいでしょう。
 入場待機列では人数の膨大さから列を極力詰めることになるため、雨天時、傘の使用は控え、なるべく雨合羽を使用しましょう。
 夏の待機列での日傘の使用も控えましょう。

◇会場内への酒類の持ち込みは禁止されていません。また、会場内での飲酒行為は禁止されています。

◇キャリーバッグの持ち込みは危ないので自粛しましょう。
 怪我をさせたりしてトラブルになることもあります。
 やむを得ず持ち込む場合は、常に体に惹きつけておくことを心がけてください。

◇会場や周辺の駅などの施設にも一応はコインロッカー・手荷物預かり所がありますが、会場内のコインロッカーは防犯のため封鎖されます。

◇通路、赤枠内では、絶対に立ち止まらない、座り込まない、荷物を置かないよう心がけましょう。
 特に赤枠は消化器や報知器など消防設備がある関係上、消防法による安全確保のため立ち止まりすら禁止されています。

◇歩きながらの携帯電話・スマートフォンや携帯ゲーム機の使用は危険です。
 また、スタッフの指示が聞こえなくなるため、少なくとも移動中はイヤホン・ヘッドホン・耳栓の使用は止めましょう。

◇会場内は絶対に走らないようにしましょう。

◇会場内及びその周辺では携帯電話がつながりにくくなります。
 グループなど複数人で参加する場合は万が一を考えて、集合場所と集合時間を決めておいた方が得策と言えるでしょう。

◇カタログの注意事項は必ず読んでおきましょう。役立つ情報や会場での手引きが書いてあります。



今回は「コミックマーケット」について話をしましたが、いかがでしたか。

一度は行ってみたいと思う方もいるかもしれません。


来場するときは必ずコミックマーケットでの注意事項やルール、マナーをしっかり守って参加しましょう。

公式サイト(http://www.comiket.co.jp/)で注意事項や色々イベントに関することを書いていますので、事前に見るといいかもしれません。

みなさんもマナーを守って楽しいコミックマーケットを楽しんでください。

written by ken-ken

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