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なぜ建国記念の日というのか?その由来

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国民の祝日として建国記念の日というのがあるのはみなさんご存知だと思います。
でも、それがなぜそうなったのかなど疑問に思ったことはありませんか。
今回はそんな「建国記念の日」について話をしていきたいと思います。


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建国記念の日の意味

みなさんの中にも建国記念日と思っている方もいるかと思います。
しかし、正しくは建国記念の日です。

建国記念の日は「建国をしのび、国を愛する心を養う日」という日です。
建国された日を祝うのではなく、建国されたという事実を祝う日それが建国記念の日なのです。

どうしてそうなったのかというのを次の由来についてで話していきたいと思います。


建国記念の日の由来

元々明治時代に、初代天皇の神武天皇が即位した日を「日本を建国した日」として、1873年に祝日として制定されました。
神武天皇が即位した日の1月29日を「紀元節」と命名し、あらためて、太陽暦の2月11日を祝日としたのが、元々の始まりです。

しかし、第二次世界大戦後の1948年「紀元節を認めることで、天皇を中心として日本人の団結力が高まるのではないか」というGHQの懸念により「紀元節」は廃止されることになります。
それからしばらくし、1951年頃から「紀元節」を復活させようという動きが活発になりました。

1957年に、「建国記念日」制定に関する法案が提出されましたが、成立には至りませんでした。
それには理由はあり

1.「紀元節」の復活に意義を唱える野党等からの反発。
2. 現在の歴史学では神武天皇の存在に確証がなく「正確な起源が分かっていないのに建国記念日など定められない」とする学者からの意見。


などです。
その後、国会では9回も法案提出、廃案を繰り返しました。

しかし、その後テレビ局が行ったアンケート調査により、全国民の80%以上の人が「建国を記念する日」を望んでいるということがわかりました。
そのことを受け、1966年に「建国記念の日」として正式に祝日となりました。

また、このとき成立した理由は、建国記念の日の意味で述べたように「日本が建国された日」ではなく「日本が建国されたという事実を記念する日」と解釈することでようやく成立したのです。




今回は建国記念の日について話をしましたが、参考になったでしょうか。
普段何気なく過ごしている祝日には実はこんな歴史が隠されていたわけです。

その祝日の意味を理解して過ごすのもまたいつもと違った時間を味わういい機会になるかもしれないですね。


written by ken-ken


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