こんにちはnishi-nishiです。
子どもの時はよくチャンバラごっこで遊んでました。やりませんでした?木の棒持って。チェストーチェストー!って。
ところで、あの掛け声のチェストーってなんなんでしょうか?
ってことで『チェストー!』の意味や語源を調べてみました!
チェストー!の意味や語源
色々調べましたが、はっきりとした語源は分かりませんでした。
いくつか説があるみたいですが、この記事では僕が有力だと思ったものについて書きます。
結論を最初に書いておきますね。
✅チェストー!は鹿児島ではふつうに使う地域もあるらしい
✅チェストー!の語源は『知恵を捨てよ!』
ではくわしく見ていきます。
チェストー!の意味を調べる
とりあえずgoogleで検索かけます。『ちぇすと 意味』でググると出てきました。
《感》敵に斬(き)り込む時、演説が高潮した時など、激して発する掛け声。
うん。なるほど。イメージ通りです。でも、もっと深堀りしないと記事にできません。
続いてgoo国語辞典で調べます。
[感]詩吟・演説などの高潮した際に、聴衆から発する声援のかけ声。江戸末期ごろ、鹿児島地方からはやった。
詩吟、江戸、鹿児島などのワードが出てきましたね。そのあたりのキーワードからさらに調べていきます。
チェストー!は鹿児島弁
調べてみると、鹿児島には『ちぇすと』という方言があるそうです。
goo辞書から引用すると
ちぇすと (鹿児島の方言)
それ。
ちぇすといけ
(それ行け)
※ 動作を始める時のかけ声。
鹿児島出身ではないのでネットで調べた知識ですが、鹿児島ではふつうに使っている地域もあるそうです。部活の試合の掛け声なんかでも聞けるそうですので、チャンスがあれば注目してみてください。
チェストー!の語源は剣術から?
薩摩藩(いまの鹿児島)を中心に伝わった古流剣術に示現流(じげんりゅう)という流派があるそうです。
チェストー!が示現流(じげんりゅう)という剣術に由来するという話があるそうです。
示現流(じげんりゅう)に『知恵を捨てよ』という言葉があり
知恵を捨てよ!
↓
ちえをすてよ!
↓
ちぇすてよ!
↓
ちぇすとー!
と変化したのだとか。
つまり、チェストの意味は
ごちゃごちゃ考えんな!いっけええええ!
ってことです。気合の言葉ですね。
示現流(じげんりゅう)の特徴
示現流(じげんりゅう)の特徴をウィキペディアより引用します。
『一の太刀を疑わず』または『二の太刀要らず』と云われ、髪の毛一本でも早く打ち下ろせ(『雲耀』うんよう)と教えられる。初太刀から勝負の全てを掛けて斬りつける『先手必勝』の鋭い斬撃が特徴である。
なるほど!『知恵を捨てよ』な感じはしますね。先手必勝なども通ずるところがあります。
他にも諸説ありますが、『チェストー!』が示現流(じげんりゅう)に由来する可能性は高そうです。
まとめ
最初にも書きましたが、もう一度まとめを書いておきます。
✅チェストー!は鹿児島ではふつうに使う地域もあるらしい
✅チェストー!の語源は『知恵を捨てよ!』
何気なく使っている言葉も、調べてみると色々知れて面白いですね。
ではでは今回はこの辺で。
急にアクセスが増えました。大河ドラマ西郷どんで『チェスト!』というセリフが繰り返し出てくるみたいですね。
最初にも書いていますが、はっきりとした語源は分かっていません。あくまで一つの説としてお楽しみください(´・ω・`)
大河ドラマもランクイン!こちらもぜひ見ていってください↓
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written by nishi-nishi