季節の変わり目や気温が変化が激しいと、どんな服装で出かけようか悩んだりしませんか?
そこでどんな服装をしたらいいのか簡単に目安になりそうなものをまとめてみました。
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服装指数の目安
日本気象協会が設定した服装指数というものがあって絵や数値で服の目安がわかるものがあります。
服装指数と目安
10~30:コートやダウンなど冬の服装
40~50:セーターや厚手の長袖など
60~70:薄手の長袖や七分袖など
80~90:半袖
100:タンクトップ、ノースリーブ
絵と数値の意味がわからないと正直わかりにくいかもしれないですね。
そういう方は・・・
最高気温でみる服装の目安
30~35℃:ノースリーブや半袖
26~29℃:半袖
21~25℃:半袖もしくは長袖
16~20℃:秋物のセーターや重ね着
12~15℃:冬の服装(しっかりめのアウター)
と言った感じになっています。
最高気温だけを見て服装を判断している方もいるかと思いますが、長時間出かける場合などは最低気温のチェックも必要であると考えられます。
天気によっての気温の感じ方
ここからが本題なのですが、天気によって気温の感じ方は違ってきます。
例えば、晴れと雨の日の気温の差は5度から7度くらいで、日差しの暖かさなども考慮すると体感的にはそれ以上に寒く感じます。
大きく分けると寒さの要因としては「風が強い」「空気自体が冷たい」「日差しが無い」の3つがあげられます。
風が強いときの寒さ
まずは「風が強いときの寒さ」です。
風の強弱で体感温度が変わってきます。
風速1メートルで体感温度が1度下がるといわれています。
例えば、気温が5度で風速が10メートルなら、体で感じる温度は氷点下です。
風速の目安として気象庁のHPに「ビューフォート風力階級表」というものが掲載されています。一部紹介。
風力3(風速は3.4~5.4メートル):木の葉や小枝が揺れる。
風力4(風速は5.5~7.9メートル):砂埃がたったり、落ち葉などが宙に舞い上がる。
風力5(風速は8.0~10.7メートル):池や沼の水面に波頭がたつ。
風力6(風速は10.8~13.8メートル):木の大枝が揺れ、傘がさしにくくなる。
これを見ると、風の影響で体感温度がどれだけ変わってくるのかわかりますね。
こういった風の強いの日は、首にはマフラー、手首は手袋、足首はブーツなど冷たい風を遮ることで体感温度があげることができます。
空気自体が冷たいときの寒さ
次に「空気自体が冷たいときの寒さ」です。
これは放射冷却という現象による「底冷え」という状態です。
晴れて風が弱い夜は、放射冷却が強まって気温がグッと下がります。
放射冷却とは、地表面の熱が放射によって奪われ気温が下がる現象です。
この「底冷え」の日は、寒い朝を乗り切れば昼間は比較的暖かく感じられます。
最高気温と最低気温の差が大きいと予想される日は、薄手の服を重ね着することで脱いだり着たりして調整できる服装にするのが良いでしょう。
日差しが無いときの寒さ
最後に「日差しが無いときの寒さ」です。
朝も昼間も気温は横ばい状態で場合によると朝よりも寒くなったように感じます。
さらに雨や雪が降り出せば、気温自体も下がることが多いです。
日差しが無い日はしっかり着ることが必要です。
あと、今日の天気や服装を教えてくれるアプリやサイトもあるようなので、そういったものも利用してみるのもいいかもしれないですね。
少しは参考になりましたか?
これを見て適切な服装を決める参考にしていただけると幸いです。
written by ken-ken
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