皆さんは「冬至」と聞けば何を思い浮かべますか?
恐らく多くの方がカボチャの料理を食べ、ゆず湯に入浴することを思い浮かべると思います。
でも冬至の日にカボチャを食べたりする意味を知っている人は少ないのではないでしょうか?
私自身も正直言うとよくわかっておりません(笑)
そこで冬至について調べてみましたのでご紹介します。
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冬至って何?
冬至とは1年の間で最も昼の時間が短く、夜の時間が長くなる日のことです。
余談ですが、「1年で最も日の出の時刻が遅い日」・「日の入りの時刻が最も早い日」のことだと思われている方がいます。
意外と皆さん勘違いをされているので注意しましょう。
冬至にカボチャを食べる理由は?
昔の人が生きていく上では農業(農作物)の成功は大変重要なものです。
その農業(農作物)が無事収穫できるようになるには太陽(日照時間)が最も重要になってきます。
昔の人の考え方として「日照時間が最も短い日=太陽の力が最も弱る日」と捉えられていました。
逆を言えば、この日を境に「日照時間が伸びていく=太陽の力が再び強くなっていく」とも考えられ、昔の人はこれを「これから運気が上向いていく」として考えたんですね。
そしてこの日に『ん』(運)がつくものを食べて験を担ごうとしたことから『運盛り』という習慣が生まれました。
運盛りとは、名前に『ん』が2つ付くものを食べましょうと言うものです。
ここから南瓜(なんきん)を食べる風習が生まれたというわけです。
カボチャは秋口に収穫され、食べ頃になるまで約1ヶ月かかりますので名前だけでなく冬至の時期には持ってこいの食材だったわけですね。
冬至の七種(ななくさ)をご紹介
冬至の日に食べて『運』を呼びこむとされる七種類の食材をご紹介します。
縁起を担ぐだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗り切るための昔からの知恵でもあるようです。
冬至の日には積極的に食べましょう。
①南瓜・・・・・(なんきん)
②蓮根・・・・・(れんこん)
③人参・・・・・(にんじん)
④銀杏・・・・・(ぎんなん)
⑤金柑・・・・・(きんかん)
⑥寒天・・・・・(かんてん)
⑦饂飩・・・・・(うんどん)⇒うどんのことです。
おわりに
いかがでしたか?
カボチャこそ有名ですが、冬至の日に食べるべき食材が7種類もあったことはあまり認知されてないことだと思います。
これを知っていればカボチャが苦手だったりしても他の7種類で代用可能ですし、割りと手軽に取り入れられそうなものばかりですよね。
ぜひ冬至の日にはカボチャ以外の「冬至の七種」も食べられてみてはいかがでしょうか。
written by よっしー
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