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面白い食べ物の組み合わせと味覚のバランスの関係

投稿日:2016年12月23日 更新日:



恐らくみなさんも聞いたことがあると思いますが、例えば「プリン+醤油=ウニ」になるといった不思議な食べ物の組み合わせがあります。それを聞いて一度は試してみた方もいると思います。

そこで、このような食べ物の組み合わせをいくつか紹介してみたいと思います。では、まずはどうしてそんな味になるのかということも少し解説していきたいと思います。


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そもそも味覚とは?

人の舌には「味蕾(みらい)」という器官があります。味を感じ取り、ニューロン(神経細胞)を通して脳でどんな味かを知覚しています。
複雑な味から単純な味まで、食べ物には様々な味があります。

どうやってそれを人間は認識しているかというと、人間の味覚には5基本味と呼ばれるものがあります。
それは、酸味、塩味、苦味、旨味、甘味の5つの要素で成り立っています。

これを見て辛味や渋みは?と思った方もいるかもしれないが、辛味は痛覚で渋味は触覚で感じるものであり、基本味には入らないのです。
それがどうして数種類の食べ物を組み合わせると違う食べ物の味になるのかわかりやすく説明してみましょう。
味覚を定量的な数値データとして出力できる味覚センサーという機械があります。



組み合わせると違う食べ味になるのはなぜ?

例えば、ある食べ物Aの味が 酸味:1、塩味:1、苦味:0、旨味:4、甘味:3 という風に数値で表します。
そのバランスで味が決まります。

では、どうして食べ物を組み合わせると違う食べ物の味になるのでしょう。

食べ物A(酸味:1、塩味:1、苦味:0、旨味:4、甘味:3)
食べ物B(酸味:0、塩味:2、苦味:2、旨味:1、甘味:2)

食べ物A+食べ物B=食べ物C とします。

すると、食べ物C(酸味:1、塩味:3、苦味:2、旨味:5、甘味:5)になります。
ここで、全く違う食べ物を組み合わせて出た結果が感じる味ということになります。

人間はこのバランスに似たものをその食べ物になったと感じます。
そのため「プリン+醤油=ウニ」のようなことが起こるのです。



食べ物の組み合わせを紹介

では、ここからはこのようなことが起こる食べ物の組み合わせについて紹介していきます。

食べ物系
・プリン+醤油=ウニ
・ご飯+牛乳+醤油=卵かけごはん
・コーヒー+炭酸=ウィンナーソーセージ
・みかん+海苔+醤油=いくら
・牛乳+梅干=チーズ
・クリームチーズ+和風ドレッシング=フォアグラ
・クリームチーズ+ワサビ+醤油=あん肝
・アボカド+醤油+レモン汁=トロ
・赤身+マヨネーズ=中トロ
・マンゴー+しょうゆ=大トロ
・チョコレート+ケチャップ=コーンポタージュ
・豆板醤+マヨネーズ=辛子明太子
・揚げたブロッコリー+ケチャップ=たこ焼き
・パイの実+マヨネーズ=カルボナーラ
・薄めのコンソメスープ+チリソース+レモン汁=トムヤムクン
・牛乳+たくわん=コーンスープ
・ヨーグルト+イカの塩辛=キャビア

デザート系
・ようかん+バター=スイートポテト
・栗+マヨネーズ=スイートポテト
・アイスクリーム+しょうゆ=みたらし団子
・牛乳+酢=ヨーグルト
・納豆+チョコレート=水あめ
・カルピス+梅干し=チーズケーキ
・バニラアイス+レモン汁=チーズケーキ
・バナナ+納豆=醤油せんべい
・プリン+カレー=カステラ
・大福+シナモン=生八橋

果物系
・きゅうり+はちみつ=メロン
・ニラ+牛乳=メロン
・クールミントガム(噛みながら)+牛乳=練乳メロン
・キュウリ+ジンジャエール=メロン
・りんご+牛乳=いちご
・完熟トマト+砂糖=いちご
・醤油煎餅+牛乳=リンゴ
・イチゴ+海苔の佃煮=キウイ
・ゆで卵の黄身+ハチミツ=栗
・グレープフルーツ+中濃ソース=あんず

飲み物系
・紅茶+レモン+生クリーム=甘酒
・カルピス+麦茶=ヤクルト
・ウーロン茶+炭酸=ビール
・麦茶+砂糖+牛乳=コーヒー牛乳
・烏龍茶+牛乳+砂糖=ミルクティー
・ニラ+バナナ+牛乳=メロンクリームソーダ

興味を持った方は色々試してみるのも楽しそうですね。


written by ken-ken


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