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初詣の常識と由来など

投稿日:2016年12月29日 更新日:


年の初めに初詣に行かれる方も多いと思います。
そこで、今回は初詣の由来や知っておくと良い知識を紹介していきたいと思います。


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初詣の由来は?

日本には「年籠り」と言う風習がありました。
家長が、新年を平安に暮らすために大晦日の夜から元旦の朝にかけて、氏神の社に籠もり祈願していました。

そこから時を経て大晦日の夜に詣でる「除夜詣」と元旦の朝に詣でる「元旦詣」という習慣が生まれました。
現在我々が行く「初詣」の元となっているのがここでいう「元旦詣」です。

江戸時代末期までの元旦詣は、家を基準に恵方にある神社に参拝すること(恵方参り)でした。
明治時代に入ると、明治時代に鉄道が普及したことにより遠くの有名神社への参拝も可能となったことで、恵方参りの風習は廃れ今の形になりました。

由来もわかったことでここからは初詣に関する知っておくと良い知識を紹介していきたいと思います。


初詣の期間は?

現代では、初詣は松の内に行くのが一般的になっています。

しかし、実際には初詣の期間というものは決まっていません。
なので、初めて参拝することが初詣と考えていいと思います。


参拝は神社でもお寺でもいいの?

祀っている神様が違いますが、どちらでも大丈夫です。
神社:日本由来の神様
お寺:外国由来の神様


神社やお寺をいくつも参拝することはいいの?

正直良いとも悪いと言い難いです。
参拝というのは「真心をこめてお参りすることが大切なので、お札などはあまりあちこちでいただかない方が良い」という意見もあります。
確かにお守りやお札などたくさん持っているとどうしても扱いが雑になってしまうこともあると思います。


前年のお守りやお札はどうしたらいいの?

基本的にはお守りやお札も一年ごとに新しくするのが良いようです。
疑問としては、それらを買った神社やお寺とは別のところに納めてもよいかどうかですが、これはものにもよるかも知れませんが、多くのところで大丈夫なようです。


おみくじはどうするのが一番いいの?

凶が出た場合は「凶を寺社にとどめて良い運勢が来ますように」ということから木の枝に心を込めて結ぶことが良いとされます。
しかし、基本的には、吉凶に関係なく持ち帰ってもかまわないそうです。

現代では、恋愛などの悩みを抱える人は「縁を結ぶ」という意味から、木に結んで帰るという人も多いようです。
本来おみくじは、吉凶よりも詳しく書いてある文章を守ればよい運が来るとされます。


参拝のときの注意点

ここから参拝のときの注意点を書いていきたいと思います。


鳥居をくぐるとき
真ん中は神様の通り道なので、失礼のないように少し端の方に寄って歩きましょう。



手水の作法

1.右手に柄杓(ひしゃく)を持って水を汲み、左手にかけて左手を清めます。

2.次に柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。

3.もう一度柄杓を右手に持ちかえて左の手のひらで水を受け、口にふくんで清めます

4. 柄杓をもとのところに置いたらお清め完了です。


お参りするとき
神社:二拝、二拍手、一拝
お寺:ただ静かに手を合わせるだけ




ちなみに、喪中時の初詣についてですが、神社:△、お寺:○のようです。
どうしても初詣がだめだと感じる方もいると思います。
そういう方はお墓参りをしても良いそうです。


ここまで色々紹介してきましたが、少しは参考になりましたか。
正しい知識でしっかりと初詣に行くことはとてもいいことだと思います。
みなさんもこれを参考に初詣に行ってみてはどうでしょう。


written by ken-ken


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