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5分余りは何分?5分足らずは?意味を解説します。

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5分余りと言われた時、あなたは何分だと思いますか?
5分くらい?6分?

今回はちょっと意味が分かりにくい『5分余り』という言葉の解説をします。

同じく『5分足らず』の説明もしていきますね。

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5分余りは5分30秒。5分足らずは4分30秒

最初に結論です。

5分余りは『5分より少し長い時間=5分30秒くらい』
5分足らずは『5分より少し短い時間=4分30秒くらい』

です。
では引用を用いて、意味をくわしく解説していきますね。


5分余りの『余り』の意味

googleで『余り』と検索をすると、以下のようにでてきます。

あまり
【余り】
1.
《名》余ったもの。
何かをして使い残ったもの・部分。余分。「布を切った―で別の物を作る」。端数(はすう)。 「整除して―が出た」
《接尾語的に》 それを少しうわまわること。 「三十(歳)―の人」
反義語: 足らず
―(が)ある 十分に…できる。 「察するにあまりある」
2.
物事の程度が期待・必要・普通以上なこと。
《連体修飾Aを受け、次に述べるBに対し時には副詞的に》 Aする(である)ことの勢いがAだけにとどまらず、Bにまで及ぶさま。 「也有(やゆう)の俳文を慕う―に(出て)それを模する」
度が過ぎるさま。 「損失が―に(も)大きい」
《あとに打消しを伴って》 さほど(までに)。 「―上手でない」


5分余りの『余り』は、《接尾語的に》です。その部分だけ抜き出します。

《接尾語的に》 それを少しうわまわること。 「三十(歳)―の人」


余りは『少しうわまわること』という意味です。

5分余りは5分を少し上回る時間を指します。
明確な定義はないので、5分1秒も5分50秒も「5分余り」です。

表記に「余り」と「あまり」の2種類がありますが、どちらも同じ意味です。
漢字か平仮名かだけの話です。


5分足らずの『足らず』の意味

『足らず』も同様に検索にかけます。

たらず
【足らず】
《名詞に付け、状態を表す名詞を作る》
1.
それ(の働き)が十分でないこと。 「舌―の話し方」
2.
その数量にまで至らないこと。 「あと十人―で番が来る」


5分足らずの『足らず』は、2つ目の意味です。そこだけ抜き出します。

その数量にまで至らないこと。 「あと十人―で番が来る」


足らずは『至らない』です。

5分足らずは5分に至りません。
こちらも明確な定義なないので、4分59秒も4分20秒も「5分足らず」です。

「足らず」と「たらず」も同じ意味です。
漢字か平仮名の違いで、本質的には同じです。


5分余りは間違いやすい?

5分余りは「5分+ちょっと」なのですが、約5分と思っている人もいます。
5分は短いので、そんなに問題は起こらないでしょう。

しかし長い期間になってくると、解釈の違いは大きなすれ違いになってしまう可能性があります。

1年余りを約13ヶ月と思っている人と約12ヶ月と思っている人では、一か月のズレがあります。
例えばビジネスだった場合、一か月のズレは大きいものですよね。

絶対にすれ違いが起きてほしくない場面では『5分余り』ではなく、『6分ほど』や『5分ちょっと』など、より具体的にイメージを共有しやすい言葉を選んだ方がいいかもしれません。


以上、『5分余りは何分?5分足らずは?意味を解説します。』でした。



ではでは、今回はこの辺で。


written by nishi-nishi


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