ども、nishi-nishiです。
今回は『摩天楼(まてんろう)』の意味や語源について分かりやすく説明します。
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摩天楼の意味は?
摩天楼はものすごく高い(天に届くくらいの!)ビルという意味です。
特定の建物や地域のことではありません。
また高さ〇〇mのような定義もないです。
摩天楼の語源は英語のスカイスクレイパー(skyscraper)
摩天楼の語源は英語のスカイスクレーパー(skyscraper)だと言われています。
スカイスクレーパーはアメリカ大都市の高層ビルの総称です。
スカイ(sky)は『空』、スクレーパー(scraper)は『物質の表面を削る器具』という意味です。
直訳でスカイスクレーパーは『空を削る器具』。
高く高く伸びるビルは、当時の人が『空を削る』と表現したくなるくらいのインパクトだったのかもしれませんね。
そのスカイスクレイパー(skyscraper)を日本語にしたのが『摩天楼』の語源だと言われています。
摩天楼の漢字を一字ずつ見ていけば分かります。
摩は『こする』(=スクレーパー)、天はそのまま『空』ですね(=スカイ)。
楼は『高い建物』という意味をもつ漢字です。
スカイ(天)スクレーパー(摩)なビル(楼)、摩天楼。
・・・
・・・
・・・そのままやないかいっ!笑
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日本の摩天楼
さてさて。
摩天楼の意味と語源もわかったところで、日本の摩天楼の紹介を。
日本で一番高いビルはあべのハルカスです。
高さは300m。
2位は横浜ランドタワーで296m。
3位はりんくうゲートタワービルで256.1mです。
・・・摩天楼感ないですね。
調べてみると日本は航空やら地震やらでビルの高さ制限があるみたいです。
僕もくわしくないので、気になる人は自分で調べてみてくださいね。
アメリカのスカイスクレーパー
高いビルを意味する英語はタワー(tower)、トールビル(tall building)などがあります。
スカイスクレーパー(skyscraper)はちょっと特別なんです。
1980年代後半、アメリカの大都市では急速に技術が進歩します。
それによってビルの高層化が飛躍的に進みました。
高さだけでなく、鉄骨・エレベーター・自由なデザインなど様々な『新しいものたち』がいっせいに現れます。
そんな技術の結晶は、いつしか意地の張り合い?のようなものに発展します。
権力(ちから)を見せつけたい人々が、象徴としてビルの高さを競ったのだとか。
そうして出来上がった権力(ちから)の超高層ビル群。
人々はそれを『スカイスクレーパー(skyscraper)』と呼ぶのだそうです。
(※諸説あります)
んー。
権力のビルに『空を削る器具』と名付けた人、センスありますね。
written by nishi-nishi
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