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「修繕」と「修理」の意味や違いについて分かりやすく説明致します。

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あなたは「修繕」と「修理」の違い分かりますか?

ここではそれぞれの意味や違いについて分かりやすく説明致します。

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修繕の意味



修繕とは傷んだり壊れたり悪くなったりしたところを繕い直すことです。

ここでのポイントは、主に住宅など建物関係のときによく使われます。

何故なら、建築基準法で『同じ(似たような)材料を用いて、同じ形状・同じ寸法でつくり替え、性質や品質を回復させる工事』と定義されているからです。

つまり、修繕はなるべく元の状態に戻すことに重きをおいています。


修理の意味



修理とは傷んだり壊れたり悪くなったりした部分に手を加えて、再び使用できる状態にすることです。

ここでのポイントは、『理』という漢字にあるように「理にかなっていること」が重要です。

つまり、なぜ壊れてしまったのか問題点を発見し、原因を潰して再発が起きないようにするところまでが「修理」の意味になります。


修繕と修理の違い


上記にまとめたように『修繕』は壊れる前の状態になるべく戻すときに比較的使うことが多く、『修理』は再発防止まで含めたときに使われます。

修繕が住宅などの文章に使われることが多いのは建前の傷みや壊れなどの不具合は経年劣化による原因が非常に多いため『修繕』が適していると考えられます。


修繕・修理の類義語


修繕と修理に近い意味の類語も合わせてご紹介します。

修正・・・間違っていたり、不十分なところを直して正すこと。

改修・・・道路・建物など悪い部分を直直すこと。

改造・・・働きが十分でなくなったものをつくりかえること。


修繕・修理の対義語


修繕と修理の反対の意味を持つ対義語も合わせてご紹介致します。

破損・・・器物などが一部壊れて傷物になること。


不動産・建築業界における大規模修繕



ここまで色々と述べさせて頂きました結果、もしかすると・・・


修理>修繕


のイメージがついてしまったのではないでしょうか?

間違ったイメージがついてしまわないためにも1つお話したいと思います。


戸建をお持ちな方は分かると思われますが、数年~十数年に一度は大規模な修繕を行います。

そう!外壁や屋根の塗装ですね!外壁・屋根は常に雨や風にさらされています。そのため、雨漏りや駆体にダメージがいかないように定期的なメンテナンスが必要になります。

そのときに塗装を行うのですが、これが非常に大変なのです。簡単に工程をまとめると以下のようになります。

①足場設置⇒②外壁洗浄⇒③下地処理⇒④養生⇒⑤下塗り⇒⑥中塗り⇒⑦上塗り⇒⑧点検

これだけの工程を約1~2週間かけて丁寧に行うのです。

凄いと思いませんか?

日本の建築技術は世界トップと言われています!悪徳業者は除いて、修繕・修理の面で我々日本人は非常に素晴らしい技術の提供を受けているんですね。

他の国では考えられないくらい凄い話のようですよ。


以上、ちょっとした小話でした!



分かりやすく伝わっていれば良いのですが(o^-^o)

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

それでは。

written by よっしー

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