よっしー 言葉

「店子」の読み方・意味・由来について分かりやすく説明致します。

投稿日:


店子」って聞いたり、使ったりしたことはありますか?

ここでは、「店子」の読み方・意味・由来についてについて分かりやすく説明致します。

Sponsored Link

店子の読み方


店子の読み方は『たなこ』です。

「みせこ」や「てんこ」とは読まないので注意しましょう。


店子の意味



店子(たなこ)とは簡潔に申し上げると『家を借りている人』のことを意味します。

いわゆる借家人のことですね。

【過去記事:持ち家派VS賃貸派 どちらがお得?オススメは賃貸併用住宅


今では、一般の方には馴染みがなくなった言葉ですが、未だに不動産業界などではまだ使われている言葉です。

これはあくまで私見ですが、不動産業界は人と人の繋がりや昔ながらの慣習を非常に大事にしている(してきた)業界で、どちらかと言えば閉塞的な面がいくつもあります。


つまり、『店子』は現在で言うならば不動産専門用語(業界用語)といったところでしょうか。

そのため、現代では百貨店やショッピングセンターなどで一部の区画(スペース)を借りて営業する店舗のことを意味する言葉として用いられます。

現代語(英語)で言うと『テナント(tenant)』のことになりますね。


店子の由来



店子の由来は江戸時代まで遡ります。

時系列を追って簡単に説明致します。


①江戸幕府による全国統一

②戦争がなくなり、人口増加

③江戸幕府による年貢(税金)の取り立て

④江戸(首都東京)が急速に発展

⑤地方に住む貧しい人達が生活苦の改善のために江戸への移住が急増!

⑥使える土地にも限りがあるため、家が不足する。

⑦そうだ!集合住宅を作ろう!

⑧商売として長屋経営(今でいうアパート)が始まり、借家人が誕生し店子(たなこ)という言葉が定着する。


簡潔にするために時代背景などは省略致しましたが、ざっくり説明するとこのような流れになります。


店子の類語のご紹介


借主・店借り・下宿人・宿借りなどがあります。借り手側の呼び名です。

一般的には借家人を総称して使うことが多いでしょう。


店子の対義語のご紹介


家主・大家・店貸し(たながし)などの呼び名になります。

反対に家(店)を貸す側の呼び名です。


店子(借家人)が弱い時代から強い時代へ



江戸時代は自由な土地売買の禁止、その後の明治・大正・昭和時代でも戦争による空襲などで住居は常に不足傾向でした。

昔は野ぬから貸してもらえるだけ大変感謝される時代だったと言います。


そのため、今の法律(民法)は家主側に有利な取り決めが多く残っています。

例えば、礼金。

元来、借家人が貸してくれてありがとうという意味合いでお礼の形で払われているお金です。


ところが、最近は礼金を定めている借家って減ってきたと思いませんか?

もっと言えば、敷金・礼金0やフリーレントなるものまで当たり前のように目にするようになりました。

また、近頃では国会でも借家人の立場の弱さを改善すべく法律(民法)の改正の動きまであります。


恐らく近い将来、このまま平和な時代が続けば店子(借家人)の立場は徐々に改善されていくでしょう。

その時にはもしかしたら店子(店の子ども)という言葉はなくなっているのかもしれませんね!



以上、『店子の読み方・意味・由来を分かりやすく説明致します』でした!

皆様に少しでも分かりやすく伝わっていれば良いのですが(o^-^o)

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

written by よっしー

Sponsored Link


wefieの記事を読んでくれてありがとうございました。

おかげさまでコツコツと272記事!

これからも日常生活で気になったこと、お役立ち情報などをのんびりと更新していく予定です。



-よっしー, 言葉

Copyright© wefie , 2018 AllRights Reserved Powered by micata2.